レンジフードの適切な高さは調節できる？ 失敗しない選び方について解説。

こんにちは！三重県鈴鹿市を中心にキッチンやバスルーム、洗面台といったあらゆる水回りの工事を、質の高いリフォームで提供している【水回り専門店水道キング】です！レンジフードのリフォームをご検討している方の中に、「設置する適切な高さがわからない」「高さがあって掃除やお手入れの際に手が行き届きにくい」「劣化によって蒸発した空気を吸収する力が弱い」などお困りの方がいらっしゃいませんか？レンジフードは高さが高すぎる場合や低すぎる場合、逆に使い勝手が悪くなってしまいます。また、経年劣化によって吸い込む力が弱くなったなどの不具合が起きた場合はリフォームすることで、料理する空間を快適にすることができます。今回はそんなレンジフードについてご紹介していきます。今後リフォームをお考えの方はぜひ参考にしていただけたらと思います。

レンジフードとは、キッチンのガスコンロやIHコンロなど加熱機器に上部に設置された換気扇とその換気扇を覆うカバーのことを指します。レンジフードは換気設備の1つで、調理すると出る水蒸気や煙、臭いを吸い込み部屋の外へ放出する役割を持っています。またレンジフードの内部にはフィルターが付いており、そのフィルターによって空気に含まれる油汚れをキャッチし、ファンやダクトに付着してしまうことを軽減します。また換気扇に比べると見た目がスタイリッシュで、稼働中の音が静かな点も魅力の一部です。年中変わらず換気をすることができるので、電気代を抑えることにも繋がります。

キッチンのレンジフードは建築基準法の規定により、「火の発生元である火源から調理器具に設けられた排気口フード下端までの高さを100cm以下にすると決められています。また、消防法では火事防止の観点から、ガスコンロやグリルなどの加熱機器の位置からの高さは80cm以上と定められています。この2つの条件を満たすためにレンジフードは、コンロから80cm～100cmの範囲以内で設置する必要があります。そのためそれぞれの規定を考えた上で設置する高さが決まるため、レンジフードの高さを調節することは難しい場合があることを理解しておきましょう。

レンジフードの高さは主に料理をする人に合わせて選ぶのがおすすめです。適切な高さの目安は「身長÷2＋5」で算出することができると言われています。身長差があるご家庭は、頭をぶつけるなどの安全に考慮し、身長が高い人に高さを合わせるのがよいでしょう。その際、身長が低い方が換気扇のスイッチを押しにくくなり利便性に欠けてしまうことがあります。その場合はレンジフードと連結機能のあるコンロを選ぶことによって自動で換気扇をつけることができるので便利になります。また、高さがあると掃除やお手入れなどがしにくくなりますので、あくまで調理を主にされる方に合わせて使い勝手の良い高さにするとよいでしょう。

レンジフードの高さを決める要素として排気能力も一緒に考慮することが大切です。規定で80cm以上の距離を離すことになっていますが、高さを高くしすぎても煙や臭いを吸い上げてくれず十分な排気能力を発揮してくれません。逆に低すぎてしまうと規定の違反になり、レンジフードが燃えてしまうことがあります。排気能力を損なわず使い勝手がちょうどいい高さに設置するのがおすすめです。

ここまでレンジフードの高さについてご紹介していきました。レンジフードには規定があり、その規定に合った高さを選ぶことで安全かつ使い勝手の良い空間を作ることができます。これからリフォームする方や検討している方は本記事を参考にしていただき事前に何を優先すべきか考えてみるとよいでしょう。当店では、お客様のご要望に沿ったリフォーム工事をご提供しております。何か水回りに関してご不明点がございましたら、「水回り専門店水道キング」になんでもお気軽にお問合せくださいませ。